ウマ娘

ウマ娘プリティダービー登場キャラクター解説!スペシャルウィーク編。

ウマ娘 スペシャルウィーク アニメ

最近、知り合いに「ウマ娘プリティダービー」というゲームアプリを教えられました。

アプリ自体はまだリリースされていないようなんですが、先行してコミックやアニメ、CDなどが出て、それがけっこう人気になっているそうで。

低音バッシュ
競馬ファンなら誰もが知っている名馬たちが女の子のキャラになって、トゥインクル・シリーズというレースに出走するという設定です。
って、見てない人はなんのことやらわかんないかもですが、最初に聞いて、「艦隊これくしょん」みたいなもんかなと解釈しておきました^^;
競馬ファンの方が、ウマ娘を見て楽しむのもいいと思いますし、アニメなどから競馬に興味をもった人がファンになるというのもいいんじゃないかなと思いました。
というわけで、ウマ娘に登場するキャラクターのモデルとなった馬たちを簡単にご紹介しようと思います。
第一回は、主人公格のスペシャルウィークです。

ウマ娘キャラクター解説・スペシャルウィーク

ウマ娘 スペシャルウィーク アニメ

画像出典:ウマ娘公式サイト

  • 誕生日 5月3日
  • 身長 158㎝
  • 体重微減(レース前で緊張気味)
  • スリーサイズB79・W57・H81

の“お母ちゃん”からたくさん愛情を受けて、まっすぐに育つ。どんな逆境でも決して諦めないガンバリ屋海道から上京してきた元気印のウマ娘。 生まれてすぐに母と死別するという悲劇的な身の上に生まれるが、育ての親“お母ちゃん”からたくさん愛情を受けて、まっすぐに育つ。どんな逆境でも決して諦めないガンバリ屋。

出典:ウマ娘公式サイト

スペシャルウィーク 血統

ウマ娘 スペシャルウィーク アニメ

出典:netkeiba

  • 父 サンデーサイレンス
  • 母 キャンペンガール(母父マルゼンスキー)
  • 生年月日 1995年5月2日
  • 調教師 白井寿昭 (栗東)
  • 馬主 臼田浩義
  • 生産者 日高大洋牧場
  • 産地 門別町
  • 獲得賞金 10億9,262万円 (中央)
  • 通算成績 17戦10勝 [10-4-2-1]
  • 主な勝鞍 98’日本ダービー(G1)

お父さんは大種牡馬サンデーサイレンスで、スペシャルウィーク以外にも数多くの名馬を輩出し、ウマ娘のキャラクターでいうと、

  • サイレンスズカ
  • フジキセキ
  • マンハッタンカフェ
  • エアシャカール
  • マーベラスサンデー
  • アグネスタキオン
  • アドマイヤベガ

といった面々もサンデーサイレンス産駒です。

スペシャルウィークの戦績

17戦10勝で、2着4回、3着2回、着外1回という成績です。

競馬は3着までが馬券対象になるわけですが、17回走って16回馬券の対象になっているわけで、これはめちゃすごいことだったりします。

三冠レースは皐月賞(3着)、ダービー(1着)、菊花賞(2着)で、古馬になってから天皇賞の春秋制覇、さらにジャパンカップを優勝し、引退レースとなった有馬記念も2着に来るというすごい活躍をしています。

同世代にはセイウンスカイ、エルコンドルパサー、グラスワンダーといった名馬がいて、1つ下のテイエムオペラオー、1つ上のステイゴールド、メジロブライトなどと死闘をくりひろげました。

ちなみに、競馬をあまり知らない人のために書いておくと、天皇賞という大きなレースが春と秋にあり、昔は両方3200mで行われていましたが、1984年より天皇賞秋が2000mに距離短縮されています。

そして、その天皇賞の春・秋の両方を制した馬は歴代で6頭しかおらず、

  • キタサンブラック
  • メイショウサムソン
  • テイエムオペラオー
  • スペシャルウィーク
  • スーパークリーク
  • タマモクロス

というそうそうたる顔ぶれですが、そこに名を連ねるくらいの名馬であるということです。

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誕生直後に母キャンペーンガールが死去するエピソード

ウマ娘の公式サイトのキャラ紹介ページに「生まれてすぐに母と死別するという悲劇的な身の上に生まれるが」とありますが、本当にあったエピソードです。

お母さんであるキャンペーンガールは、本馬を受胎中に何度も疝痛を起こして衰弱、後のスペシャルウィークを出産後、5日後に死亡してしまいます。

そのため、幼少期はばんえい競馬用の農耕馬に育てられ、そのエピソードがアニメにも応用されている感じですね。

武豊の初ダービーはスペシャルウィーク

2019年現在、ダービーを4勝している武豊騎手ですが、初のダービー制覇となったのがスペシャルウィークでした。

ライバルのセイウンスカイ以下を5馬身離す解消で、みごと1番人気(2.0倍)に応えます。

ちなみに、98年のダービーは福永祐一騎手がダービー初騎乗で、しかも人気馬のキングヘイローってことでガチガチになってしまい、暴走してしまったことで有名なレースでもあります。

ラストランの有馬記念 グラスワンダーとの叩き合い

ライバル、グラスワンダーとの叩き合いがしびれますね。

タイム差なしのハナ差で、スペシャルウィークは2着。

同じく春のグランプリ宝塚記念でもスペシャルウィークはグラスワンダーの2着に敗れており、そのリベンジかと思われましたが、あと一歩届かなったレースです。

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宝塚記念(実況:杉本清)×ウマ娘

これ杉本清アナウンサーの宝塚記念の実況に、ウマ娘のアニメを動画です。

「左右を見た」とか、再現性高いのがいいですねw

で、最後、「やっぱり、強いのは、強い!!」の杉本さんの名実況がいいですね。

ちなみに、本当のレースはこちら。





さいごに

1990年代後半は、僕が高校生から大学生になる頃で、一番熱心に競馬をやっていたころだったりします。

だからこのあたりの競走馬には思い入れも深かったりするんですけど、スペシャルウィークの前後ってライバル馬がいっぱいいて、アツいレースが多かったように思います。

低音バッシュ
あと、個人的には名前がすごくかっこいいなと当時から思っていました。

お父さんがサンデーサイレンスで、「曜日」にまつわる名前の子供もたまにいたわけですが、その連想の中でめっちゃしっくりきてたのが「スペシャルウィーク」で、しかも実力的にもめっちゃ強いってのがいいですね。

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