今週の月曜日(2019年8月5日)、盛岡競馬場で行われた交流レースにパロネラが出走しました。
単勝1.2倍の圧倒的1番人気に押されていましたが、まさかのハナ差2着…。
地方のレースを出たことで今月の中央のレースは出られないみたいで、終戦となってしまいました。
パロネラ未勝利脱出できずに抹消。地方競馬に転厩へ
オニキス賞、まさかの2着に敗れる
そういえば、今日盛岡でパロネラが出るなと思ってネット確認してみたら、単勝1.0倍やった。
さすがにこれは勝って未勝利脱出してほしいな。 pic.twitter.com/VP4Iqa47uS
— シルククオリティと呼ばないで (@silk_quality) August 5, 2019
オニキス賞の出走メンバーを見てみると、地方馬はさておき、中央の馬は2桁着順前後で頭打ちの馬がほとんど。
そこへもってくるとパロネラはデビュー戦2着で、前走も1番人気で2着。
ところが、まさかの2着。
番手くらいを追走、最後抜け出しみたいなレースをイメージしてましたが、馬のいくままに先頭に立ち、まあまあな逃げを打つ感じになってしまって、ハラハラしながらもこのまま逃げ切ってくれると思ってたら、きっちりとゴール前でハナ差かわされてました (‘A`)
陣営コメントはこちら。
丸山元気騎手「スタートは決まったのですが、テンが思ったほど行けなかったので少し促しました。すると、今度はハミを取り過ぎてしまって抑えるのに苦労するくらいでした。それでもハナに立ってからは、良いリズムで走れていたと思いますよ。あとは、所々芝生の無い箇所が有り、その度に飛び越えようとしていました。走りがバラバラになってしまい、無駄な体力を使ったことが、最後のひと押しで負けてしまった1つの要因だと思います。今日の走りからすると、ダートの短いところでも悪くないように感じました」
木村哲也調教師「丸山騎手は『芝生の無い箇所で飛び越えようとしていた』と言っていましたが、やはりそこで余計なスタミナを使っていたのかもしれません。それでも、さすがにこのメンバーであれば勝たないといけなかったと思いますから、2着に敗れてしまって申し訳ございません。この後は美浦トレセンに戻って、馬体を確認させていただいてからどうするか決めたいと思います」
出典:シルクホースクラブ
まあ、あまり騎手の方を一方的に責めたりしようとは思いませんが、今回の騎乗は慢心があったと言われても仕方がないですよね。
パロネラ 地方転厩へ
その後、以下の公式アナウンスがありました。
これまでのレース内容を踏まえて今後について協議した結果、能力的に1勝クラスでの活躍も十分期待できるとの判断に至り、中央再登録の資格を得ることを目標に、当競走馬ファンドを継続したまま一旦地方競馬へ転籍させることになりました。8月7日に抹消の手続きを行い、今後は福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、態勢が整い次第、移籍先を決定する予定です。詳細につきましては、決定次第ホームページにてご案内させていただきます。
出典:シルクホースクラブ
今回の勝ってさえすればこんなこともなかったので、喜んでいいのかどうかようわかりませんでしたが、ひとまず現役引退じゃなかったということで、一安心しています。
てか、この地方転厩から中央再登録をめざすのは初めてなので、いろいろわからないことだらけですが(たしか、2勝したら戻れるんでしったっけ?)、今後の展開に期待しています。
まとめ
パロネラはなんといってもプリモシーンの下で、お父さんが新進気鋭のロードカナロア。
プリモシーンに出資している身としては、その字面だけでも出資意欲がわくところですが、募集時の馬体もよく見えました。