1981年に開設されたジャパンカップ。
日本初の国際G1にもなっている同レースの第1回から昨年(2018年)までの勝ち馬と、賞金の推移について見てみましょう!
ジャパンカップ(JC)の1着賞金の推移と過去の勝ち馬
- 第38回 2018年 アーモンドアイ 賞金3億
- 第37回 2017年 シュヴァルグラン 賞金3億
- 第36回 2016年 キタサンブラック 賞金3億
- 第35回 2015年 ショウナンパンドラ 賞金3億
- 第34回 2014年 エピファネイア 賞金2億5千万
- 第33回 2013年 ジェンティルドンナ 賞金2億5千万
- 第32回 2012年 ジェンティルドンナ 賞金2億5千万
- 第31回 2011年 ブエナビスタ 賞金2億5千万
- 第30回 2010年 ローズキングダム 賞金2億5千万
- 第29回 2009年 ウオッカ 賞金2億5千万
- 第28回 2008年 スクリーンヒーロー 賞金2億5千万
- 第27回 2007年 アドマイヤムーン 賞金2億5千万
- 第26回 2006年 ディープインパクト 賞金2億5千万
- 第25回 2005年 アルカセット 賞金2億5千万
- 第24回 2004年 ゼンノロブロイ 賞金2億5千万
- 第23回 2003年 タップダンスシチー 賞金2億5千万
- 第22回 2002年 ファルブラヴ 賞金2億5千万
- 第21回 2001年 ジャングルポケット 賞金2億5千万
- 第20回 2000年 テイエムオペラオー 賞金2億5千万
- 第19回 1999年 スペシャルウィーク 賞金13,200万
- 第18回 1998年 エルコンドルパサー 賞金13,200万
- 第17回 1997年 ピルサドスキー 賞金13,200万
- 第16回 1996年 シングスピール 賞金13,200万
- 第15回 1995年 ランド 賞金13,200万
- 第14回 1994年 マーベラスクラウン 賞金13,000万
- 第13回 1993年 レガシーワールド 賞金13,000万
- 第12回 1992年 トウカイテイオー 賞金13,000万
- 第11回 1991年 ゴールデンフェザント 賞金12,000万
- 第10回 1990年 ベタールースンアップ 賞金11,000万
- 第9回 1989年 ホーリックス 賞金10,300万
- 第8回 1988年 ペイザバトラー 賞金9,500万
- 第7回 1987年 ルグロリュー 賞金8,500万
- 第6回 1986年 ジュピターアイランド 賞金8,000万
- 第5回 1985年 シンボリルドルフ 賞金7,800万
- 第4回 1984年 カツラギエース 賞金7,500万
- 第3回 1983年 スタネーラ 賞金7,200万
- 第2回 1982年 ハーフアイスト 賞金7,000万
- 第1回 1981年 メアジードーツ 賞金6,500万
2019年現在、ジャパンカップは日本のレースで最高賞金(3億)となっています。
第1回は6500万円で、賞金が1億を超したのが第9回のホーリックスが当時の世界レコードで勝ったときのレースから(オグリキャップとの壮絶な叩き合いのレースです)。
激的な復活となったトウカイテイオーの第12回から賞金は1億3000万となり、90年代はその水準の賞金が設定されていますが、2000年に賞金が大幅にアップし、それまでの倍額近い2億5000万円に!
その賞金が15年ほど続き、2015年より現在の3億円になっています。
一口馬主目線で見ても、やっぱJCとか有馬とかは賞金が高いのが魅力ですね。
インディチャンプが安田記念買ってくれましたが、賞金は1億1000万。もちろん、それでも十分にうれしいんですけど、賞金だけでみるとJCの3分の1なんで、やっぱその差はデカイなーと思います。
ジャパンカップ レース動画
第1回~第29回(ウォッカ)までのゴール前を集めた動画があったので、貼っておきます。
最初の頃は圧倒的に外国馬が強かったのが、90年代後半くらいから圧倒的に日本馬が優勢になり、その流れが現在も続いています。
個人的に印象に残っているのは、98年のエルコンドルパサーが勝ったジャパンカップ。
下の記事にも書きましたが、個人的にヨーロッパに行く直前で、馬券はエルコンドルパサー、エアグルーヴ、スペシャルウィークの3頭のBOXを買ってて、ゴール前胸アツになったのを記憶しています。
タップダンスシチーの大逃走激となった2003年のジャパンカップ
あと、馬券とった系でいいますと(どうしても勝ったときのやつが印象強く残りますよねw)、タップダンスシチーが圧勝した2003年のレース。
本命がタップダンスシチーで、当然シンボリクリスエスも買ってたんですど、2着にザッツザプレンティが突っ込んできてくれて、馬券的においしかったです(馬連で70倍ちょっと)。
オフフェーブルを負かしたジェンティルドンナ
同様に、会心の馬券だったのが、ジェンティルドンナとオルフェーブルの1着2着で決まった2012年のジャパンカップ。
凱旋門賞帰りの三冠馬オルフェーブルが1番人気で、一方でその年の牝馬三冠を達成し、初の古馬との対戦となったジェンティルドンナが3番人気。
(2番人気はルーラーシップ)
普通に考えたらこの3頭なんですけど、どの馬を1着とするのかがポイントでした。
凱旋門賞でくやしい負け方をしたオルフェーブルの強い姿を見たいという気持ちがある一方、3歳牝馬ということで53㎏という斤量で出走できるジェンティルドンナはいかにも魅力的に見えました(オルフェーブルとの斤量差は4kg)。
あと、なんかの新聞で読んだ岩田康誠騎手の「オルフェーブルを負かすならここしかない」というコメントと、JCは牝馬がよく来る(特に3歳馬。その昔、ファビラスラフィンで万馬券とりました)ということを加味して本命はジェンティルドンナに。
普段、馬単は買わないんですけど、このレースに限り馬連にかぶせてジェンティルドンナ1着-オルフェーブル2着の馬単だけ買ったんですけど、それがみごとにハマりました!
まとめ
一口馬主やってると、未勝利戦でも条件戦でも、とにかく出資馬が勝ってくれるとこの上なくうれしいです。
けど、人間なんでも欲が出てくるもんで、ある程度勝ちだしてくれると重賞勝ってほしい、G1勝ってほしいと高望みしてくるもんで、さらには「やっぱダービー」とか、「賞金の高いJC、有馬」って発想になってくるんですけど、ジャパンカップとか勝てたらほんとうれしいですよね。
まだ新馬勝っただけの馬ですが、リアアメリアには盛大に成長してもらって、ぜひジェンティルドンナ、アーモンドアイのパターンで、3歳時にJC狙ってもらいたいです!