シルク2019(2018年産)の検討真っ最中です。
全頭取り上げるのは大変だし、やる気もないので、気になった馬(いろんな意味で)を何頭か取り上げてみます。
一発目はシャトーブランシュの2018(父キングカメハメハ)。
【シルク2019募集馬】シャトーブランシュの2018
シャトーブランシュの2018 血統
画像出典:netlkeiba.com
母シャトーブランシュはシルクのクラブ馬で、2015年マーメイドS(GⅢ)を勝っている重賞馬。
お父さんがキングヘイロー(ノーザンダンサー系)で、母父もトニービンなので、サンデー系を付けるのがわかりやすい感じですが、ミスプロ系のキングカメハメハが付けられています。
もちろん、ミスプロ系も全然OKというか、王道的な配合だと思いますが。
(ちなみに、昨年の初年度産駒もロードカナロアが付けられています)
シャトーブランシュの2018 馬体
写真で見ると悪くないかなーと思ったんですけど、動画で見ると、ちょっとメリハリがないかなという印象を受けました。
ちなみに、募集時の動画がコチラ。
ちなみに、僕は動画を重視していません。
ていうか、見てもようわからんから^^;
測尺などはこちら。
- 預託先:木村哲也厩舎
- 価格:5500万
- 体重:448kg
- 体高:153㎝
- 胸囲:175㎝
- 管囲:21.0㎝
- 生産:ノーザンファーム
- 育成牧場:ノーザンファーム空港 ※数字は2019年7月1日発表のもの
測尺的には問題ない感じです。
毀誉褒貶の激しいキムテツ厩舎ですが、僕はプリモシーン、パロネラなどでお世話になっています。
(ただし、ほとんどの場合が1回使って放牧みたいなことになりますが)
父キングカメハメハのポテンシャルは?
リーディングサイアーも獲得したことある種牡馬のポテンシャルを確かめるのも失礼な話ですが、2013年以降は体調不良(?)により種付けの回数も減らされています。
2019年「免疫不全のため種付けを休止」し、その後、種牡馬の引退が発表され、結果的に2018年の産駒がラストクロップとなりました。
ということは、今年の産駒がキングカメハメハ産駒に出資する最後のチャンスです。
まあ、シャトーブランシュ2018に目をとめたのは、これが一番の理由なんですけどね。
母父キングヘイロー
母父キングヘイローってあまり活躍馬いないというか、そもそも分母もそんなに多くありません。
ちなみに、キングズガード(父シニスターミニスター)が一番稼いでいます。
キングカメハメハ×キングヘイローは3頭いましたが、めぼしい活躍馬が出ていません。
さいごに
総合的な印象は、悪くはないけど、大物感はないかなーって感じですかね。
ただ、上で書いたようにキングカメハメハ産駒に行けるのは今年が最後なので(しかも牡馬!)、その魅力はありますね。
(ま、実利的なことというより、どっちかいうとロマンみたいなとこですが)
あと5500万って価格、そらセレクトセールと比較したら安いんでしょうけど、ちょっと高いかなって感じですね。
ただ、個人的にはだんだんマヒしてきて、そんなもんかなとか思ってるんですけど、回収のハードルは高そう…。
あとは、どれだけ人気になりそうかってことですが、値段もそんな安くないし、そこまで人気になりそうじゃないかなと思いつつ、同じように「最後のキンカメ産駒」ってことで標が集まる可能性も少なくありません。
ましてや会員数が増え、バブルになってますからね。
かといって、抽優使うつもりはないので、ダメだったらダメで全然いいくらいの感じではありますが。